Raspberry Pi もくもく会 レシピ集シリーズ 第2弾!を技術書典 応援祭で頒布しています
主催しているRaspberry Piもくもく会の有志で執筆した同人誌『Raspberry Pi もっと食べたいレシピ集』を、「BOOTH」と 「技術書典 応援祭」で、頒布していますので、中身を紹介したいと思います!
Raspberry Pi もくもく会 レシピ集シリーズ 第2弾!!
ということで、
もくもく会メンバー厳選の、Raspberry Pi を「もっと」楽しむアイディア満載のレシピ集です。 実際にRaspberry Piを使って試したり、作ったものを追体験できるレシピを図などを交えてわかりやすく紹介しています。 前回のvol.1では初心者の方を対象にしたレシピが多く掲載されていましたが、今回のvol.2では初心者の方から熟練者の方までを対象にし、また対象とする領域も幅広いレシピを揃えました。
早速、中身を少しずつ紹介したいと思います。
内容紹介
1. Raspberry Pi Tips集
Visual Studio Code の 便利な Extension(拡張機能)
VSCode の Extension 「Remote Development」を使用すると、ローカルPC上で簡単に Raspberry Pi 上のファイルを編集したり、ファイルを転送することができるので大変便利です。インストールの仕方から使い方まで細かく解説しています。100均リモコンで Raspberry Pi を自動シャットダウン
ダイソーなどの100均ショップで売っている「Bluetoothリモートシャッター」をつかったレシピです。すでにラズパイ界では定番のレシピとなっていて、気軽に試せるレシピとなっています。
2. Raspberry Pi と AWS IoT の双方向連携
あなたは一人暮らしのサラリーマン。 部屋に温度センサーを取り付けて、いつでもスマホから現在の室温を見れるようにしています。 夜遅くやっと仕事が終わりました。季節は晩秋。 スマホから部屋の湿度を確認すると寒そうです。「エアコンつけるか〜」 あなたはスマホからエアコンをONにしました。 (本より抜粋)
このような、デバイスに接続されたセンサーデータをクラウド上に送信して、可視化・分析するといったよくあるケースに、Raspberry Pi と AWS IoT を用いて解決してるレシピです。
3. Raspberry Pi を写真管理サーバーにする
だれしも、撮ってはみたものの管理しきれていない写真ファイルを大量に持っているものです。そして、持て余している Raspberry Pi も1台や2台お持ちでしょう。 (本より抜粋)
あります!ありますね! オンラインギャラリーを構築するオープンソースの Webアプリケーション Piwigo を使用して、 Raspberry Pi を写真管理サーバーにするレシピです。 サーバー構築にチャレンジしたい!という方にもぜひおすすめのレシピです。
4. Video Core IV で Hello world してみよう
Raspberry Pi の GPU(QPU) はドキュメントが公開され時間が経ったこともあり、利用する環境が整ってきたようです。 github で公開されているサンプルコードなどをもとに GPU(QPU)の使い方を探っていくレシピになります。 主にアセンブラを使用してのプログラミングになりますが、丁寧に書かれているので、実際に試してみて体験するのもよいかと思います。なによりラズパイでできるのが気軽でいいですね!
5. Unicorn HAT HD を使った電光掲示板作成
簡単だけど見た目に映えるのがやりたい!という初心者さんに最適です。
解説も会話形式で楽しく読み進めることができます!
6. パルスオキシメーターを作る
Raspberry Pi Zero WH を使ったパルスオキシメーター(SpO2 と心拍数を測定できる装置)の作成を通じて、Raspberry Pi に I2C 通信対応のセンサモジュールを接続し、USB テザリングで接続した Android スマートフォンからセンサの値を確認する方法を紹介するレシピです。 ちょうどこの本を執筆中に、アフリカ最高峰キリマンジャロ(5895m)にも登頂を成し遂げている著者による自作山登りガジェットの今後が楽しみです
7. Raspberry Pi で QR コード自動改札機を作ってみた
既刊「 Raspberry Pi いますぐ食べたいレシピ集」 4.QR コード自動改札を作ってみようとした話 の続編です。 前回は残念ながら完成に至らなかったのですが、今回でついに完全レシピと前回反省を踏まえて試行錯誤した知見がつまっている内容です。 気になる方は、ぜひ既刊「Raspberry Pi いますぐ食べたいレシピ集」と合わせてお読みください。
8. UML を使って Raspberry Pi アプリを作る
「UML」という記法を使ってソフトウェアの設計モデルを作成し、そこから自動生成した C のソース・コードで Raspberry Pi を使った機器を動かした事例を紹介しています。 設計モデルの作成やソース・コードの自動生成にはオープンソースの「BridgePoint」というツールを、 素材には、BridgePoint のサンプルアプリケーション「GPS Watch」を使用しています。この章を読み進めると、Raspberry Pi を使った組み込み機器のモデル駆動開発を学ぶことができるかなかり濃いレシピとなっています。
9. USB アクセレーターで作るリアルタイム画像分類器
USBアクセラレータ は、TPU を Raspberry Pi や PC 上で使えるようにする USB アクセサリーです。 汎用的な用途に使用されるCPUやGPUとは違い、ディープラーニングの高速化に特化するために開発されました。 この章では、USBアクセラレータ [USB-Accelerator] を使用して、Raspberry Pi 上で動くリアルタイム画像分類器の作成方法を紹介するレシピになります。
付録 A: 台北電気街おさんぽマップ
いつもの秋葉原からちょっと足を延ばして台北の電気街を紹介します。 よく台湾に出掛ける著者が、パソコン、オーディオやカメラから 電子工作のお店まで、なんでも揃う台北の電気街マップを作ってくれました。 写真もついていてわかりやすいので、台湾に行く際には必須のマップになること間違いないです !
おわりに
いかがでしたか? 気になるレシピはありましたでしょうか? 難しそうだなーと思えるレシピもこんなことができるんだ〜とRaspberry Piの可能性を知ってもらえたらと思います。
Raspberry Piはもともと教育用に作られたこともあり、安価で手に入り、なにか試してみたい、勉強したいといった時にぴったりです。 この1台で、電子工作から、サーバー構築、GPUプログラミングまでなんでも気軽に試すことができます。 ぜひ、みなさんもお気に入りのレシピを見つけてお試しください。
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Raspberry Pi もっと食べたいレシピ集 Vol.2
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技術書典 応援祭販売 techbookfest.org
Raspberry Pi 今すぐ食べたいレシピ集 Vol.1
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