共著で「Python実践レシピ」を執筆しました
「Pythonエンジニア育成推進協会監修 Python実践レシピ」という本を共著で執筆しました。昨日(1/19) から書店にて発売となりましたので紹介したいと思います。
どんな本か
- 『Pythonライブラリ厳選レシピ』 (写真左)という本が2015年に発売されていますが、その本をベースに大幅に加筆、改訂したものです。
- Python 3.9に対応しています。
- Pythonでプログラムを作成するときに役立つ機能とライブラリを網羅した、実践的なレシピ集です。
- Python言語仕様関連に関して、より使いこなして欲しい機能を厳選して掲載しています。
- 前著はA5版320ページ、今回はB5変形判512ページとかなりボリュームアップしつつお値段が2,970円と大変お得です。
- 「Python 3 エンジニア認定実践試験」の主教材になります。
対象読者
推しポイント
をライブラリ毎に紹介しています。
- 全て公式ドキュメントを参考に作成しておりますが、公式ドキュメントをみただけではよくわからない箇所など、よりわかりやすく補完するような内容になっています。
- こんな便利に使える機能もあったんだ !というような一歩踏み込んだ使い方も紹介しています。
- 多機能で巨大なライブラリの場合は、全てを紹介することはできないので、まずは押さえるべきところを紹介し、さらに詳しく知りたい場合は、参照すべき箇所を紹介しています。いきなり全てを把握するのが難しいライブラリに関しては、まずはこの本に書いてある内容を最初の一歩として使い方をマスターし、徐々に公式にも触れ広げていけるというような使い方ができます。
- 目次が細かく設定されており、こういう時どうするんだろう?みたいな時にさっと引けて、使い方を確認できるようになっています。
- 現在Python を活用している著者6名と7名のレビュアーの方のレビューにより仕上がった1冊なので、実践的で間違いのない(と必ずしも断定はできませんが;)内容になっているかと思います。
執筆した感想など
執筆を通して、わかったつもりでいたけどちゃんと理解していなかったところなどを発見し、何が理解できていなかったかを掘り下げ丁寧に解説するようにしました。それによりかなり自分自身でも理解が深まりました。
初めての執筆ということもあり、うまく進められるか不安だったのですが、進行役で共著メンバーの @takanoyさんの進行力が素晴らしく、自分に鞭打って計画的に予定通り進めることができました。そのおかげで妥協することなく最後の最後まで納得のいくまで推敲することができたと思います。また適宜著者の皆さんとも相談しながら進めることができて、大変ありがたかったです。
他、執筆した感想などを、terapyon channel podcast で共著メンバーの 寺田さん、筒井さんと共に赤裸々に語っています。 興味がある方はどうぞ!近日中に公開されると思います。 (初podcastにド緊張しつつ本音で話しています。)
さいごに
結局何が一番大変だったかを振り返ると、レビューだった気がします。なんといっても512ページ!!短期間だったので、平日は仕事が終わり娘にご飯を食べさせた後22:00くらいから、休日は朝からと力の限りやりました。ふだんは毎日夕食時に軽くお酒飲んでますが、それもグッと堪え...。それでも自分は全ての章をレビューをすることができず、、。しかし、レビュアーの皆様はお忙しい中、本当に丁寧に最初から最後までストイックにレビューしてくださいました。
レビュアーの 辻 真吾さん、杉山 剛さん、寺嶋 哲さん、上條 真哉さん、阿部 司さん、杉崎 一明さん、岡野 真也さん、本当にありがとうございました!!
また、執筆・レビュー・脱稿まで1年に及びましたが、その間SQUEEZEのチームメンバーに度々弱音を吐いてました(笑)。がそんな中、話を聞いてくれたり、仕事面でサポートしてくれたり、かなり励まされ助けられました。
この場を借りて改めて皆様にお礼を申し上げます。
最後にリンクを貼っておきます。ぜひ皆様お手元に1冊いかがでしょう ^^