PyCon JP 2018 に参加しました!
9/17-18でPyCon JP2018 に参加しました!!
聞いたトーク 1日目
Why you should care about types: Python Typing in the Facebook Backend
- なぜ型が必要かという点と、実際にどのように記述するか等の説明。
- MonkeyTypeの紹介
実は、[DjangoではじめるPyCharm実践入門]の部屋に行ったら満員とのことで、こちらのセッションに急遽変更。Python における型に関してあまり詳しくなかったので、きちんと理解するいい機会になった!
Django REST Framework におけるAPI実装プラクティス
www.slideshare.net
ページネーションの話はかなり詳細に話してくれたので、それぞれのメリット・デメリットを理解することができた。 また、他のTipsもDjango REST Framework を使う上でかなり実践的な内容でとにかく参考になった! 部屋に入った時点で立ち見&床席しかなかったが、どうしても聞きたかったので床席を選択。聞けてよかった。
Interactive Network Visualization using Python 〜 NetworkX + BokehでPEPの参照関係を可視化する
- PEPとは?というところから、PEPの参照関係をNetworkXとBokehを組み合可視化する方法の紹介
可視化されたPEPの参照関係を眺めているだけでもおもしろい。
FurukiさんはPyLadiesのメンバーでもあり昨年のPyLadies合宿にも参加してくれたのですが、とにかくガチ!ひたすらもくもく取り組んでいて好きなんだなーと思っていたけど、軽快なトークで冒頭から自分の話に皆を引き込み、話術にもびっくりだった!
BokehへのPRもちょうどPycon前日(9/16)にマージされたということですごい!&めでたい!
Pythonで解く大学入試数学
- 数学系ライブラリの紹介・説明
- ライブラリの使い方とあわせて数学についての説明
- 数学の問題を実際に解いてみる
sympy便利!となったり、 集合はset で解けるなど、なるほどーと目から鱗の情報がおおかった。
ホールを2つあわせた一番大きな会場で8割以上は埋まっていたと思うが、「数学嫌いな人!」との質問に対して手をあげたのは数人?しかいなかった・・。元気よく手をあげた私っていったい・・・(笑)
数学よく考えたら嫌いではなく、好きではないというだけなので、久しぶりに勉強したくなった。Python 使うとあまりにも簡単に解けるからかな。。データ分析にも最近興味がでてきたので、とりあえず復習してみよう。学生の時はUnix版SASでデータ解析をずっとしていたはずなので、今はすっかり忘れているだけ!(思い出せるはず!)と信じたい。
聞いたトーク2日目
Integrate Full-text Search service with Django
とても聞きたい内容だったので早めに行って席を確保。立ち見が結構でていたので早めにいって正解だった。 (1日目の床席がちょっと辛かったので) 自分は、Elasticsearch 自体の理解は乏しいけど、設計よりの話で丁寧に順を追って説明してくれたので、十分理解できて面白かった。また実際Djangoのプロジェクトに組みこむ際にどのように実現したか等、かなり詳細な内容をコードを交えて聞くことができ実践的だった。 同期に関して、Signal を使った方法の検討など、なるほどーと思ったが、会場からの質問や、こうすればいいかも?的な提案もあって色々な意見を聞くことができたのもおもしろかった。こういった議論ができるのもよいですね。
Make a Drone using RaspberryPi and Google VoiceKit by Python
www.slideshare.net
- RaspberryPi と Google VoiceKitを使ってドローンを動かす
昨年に引き続きの発表!昨年はブラシレスモーターを使ってプロペラを1つ回すところに留まったが、今年は見事4つのプロペラを回して、上昇&前進に成功しておぉーとなった。(デモでは会場の都合?で実際には飛ばせなかったですが) RaspberryPi & VoiceKit はとても身近なものだし、ぜひドローンを簡単に飛ばせる仕組みを作って欲しい!
Pythonで「お絵描きパズル」を解いてみた
- Jupiter Notebook を使ってPythonコードを使ってお絵描きパズルに挑んだ話
お絵描きパズルが確かにDataFrame、Seriesにみえてきた(笑)。パズルを解くロジックを考えるのはちょっと大変そうだけど、それをPythonコードに落とすとかなりシンプルなコードで書けることに驚いた。 ipywidgets を使ってパラメータを変えるスライダーが作成できるの便利そうだった。試したい。
コミュニテイでの関わり
PyLadies コミュニティブース
今年はコミニティブースがポスターセッションの形式でできたので、資料作り&当日説明を担当。 他のブースはA3なのに、自分はA4で印刷していまい、あー(; ̄□ ̄)ガーン. となったが、「唯一後ろのすだれを生かしているよ!」というお言葉をいただき、なるほど、そう考えればいいか。となった(笑)
本日15:15~15:45のおやつタイムにPyLadiseのコミュニティブースでお待ちしています!男女問わず気軽に遊びにきてくださいー。 #pyconjp #pyladiestokyo pic.twitter.com/w03xzTc8fd
— sugita (@ane45) 2018年9月18日
今年は一人で参加している女子に声をかけて、いろいろお話したり、コミュニティブースに誘ったりと、たくさんのPython女子たちと関われたのでよかったな!と。 結構遠方から来ている方が多くてびっくり。皆、Python好きなんだなー。
みなさん、遊びにきてくれてありがとうございましたー! 4周年記念パーティ、女性枠、男性枠ともにまだ空きがありますので、是非是非ご参加おまちしています!
Python Boot Camp
Python Boot Campとは日本各地での初心者向けPythonチュートリアルイベントです。
9/16日に各地域の参加者で集まって盛り上がりましょう!!ということで、前夜祭的な感じで「Python Boot Camp ミートアップ」という名の飲み会が開催された。
私は、昨年、埼玉で開催した Boot Camp の現地スタッフとして関わったので、このミートアップに参加。全国から集まった関係者の方々と美味しいお肉とビールでわいわいできてとても楽しかった!
そして、そこでなんと!!
MicroPython Advent Calendar 2017 - Qiita で間接的にしっていた micro:bitチュートリアルの翻訳をされた@inachi さんとお会いできた!!私が昨年アドベントカレンダーで書いた、その当時MicroPythonで扱っていなかった光センサに関して、今はできるようになったよ!との情報を教えてもらい感激。ひょんなところで繋がってうれしい出来事でした!
PyCon JP 20118にいるPython Boot Camp 関係者(コアスタッフ、現地スタッフ、講師、TA、参加者)で記念撮影!!みんな参加してくれてありがとーー!! #pycamp (@ 大田区産業プラザPiO for PyCon JP 2018 in 大田区, 東京都) https://t.co/V9D3I90t6T pic.twitter.com/ddRXYlfWyf
— Takanori Suzuki (@takanory) 2018年9月18日
Python Boot Camp に、スタッフ、TAなど2回以上参加すると、この水色のTシャツがもらえるらしい。欲しい。
全体としての感想
- 「ひろがるPython」がテーマだった今年のPycon JP。自分は業務でDjangoを使っていることもあり、Djangoのトークを抑えつつ、業務とはあまり関係ないけど興味あるトークが聞けたことで、かなり自分の中のPython世界が広がったと思う。色々試したいこともできた。
- 今回聞きたいトークが結構重なってしまって聞けないものがたくさんあったので、このあとYouTubeでみる予定。YouTubeありがたい。
- LT面白かった!!
- コミュニティ活動で、人と人をつなぐことができたり、自分自身も交遊が広がったのでよかった。
- 1日目のパーティでMarc-Andréさんを紹介して頂いたが、私の英語力・・(T T) ・・・。stapyのトークめちゃよかった!と伝えるだけが精一杯だった・・・。英語がんばりたい。@akucchan_worldがフォローしてくれた。ありがとうございます。
- 1年に1回、こういった大きなイベントで盛り上がるのは自分にとってとても大切&楽しいので来年もまた参加したい。来年は何かに応募したい。
- そういえば、1日目おやつをゲットできずしょんぼりしたが、2日目は無事ゲットできたのでよかった!!(そこ?)
- おやつ大事。Pyconのおやつ毎回テンションあがるフォルムなんですもの。
今回1000人近くの参加者ということで、規模がかなり大きくなってスタッフの方も大変だったと思います。が、今年もPython最大のお祭りとして楽しむことができました!本当にありがとうございました!