Raspberry pi もくもく会 第5回 開催しました

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今回も永和システムマネジメント様コワーキングスペースをお借りして、Raspberry Piもくもく会第5回を開催しました。

当日の様子

今回もハンズオンなしの、完全もくもく会でした。スタッフ含め18人でわいわい&もくもくすることができました。 特にこちらからお願いしているわけではないのですが、自然に皆さん、おやつを持ち寄って皆に分けてくださり、ありがたかったです^^ ありがとうございます!!

成果発表

今回も希望者のみ成果発表を行いました。

撮った画像を全てそのままAPIに送るのでは非効率的なので、対象物を特定して画像を切り取るまでをラズパイで処理し、APIへ送信。 とても効率的だ。

ラズパイ(zero-w)+FeliCaリーダーを使って。かなりサクサク動いていたので、何か商品化できそうですヾ(¥∇¥)/。

箱から出して部品を見たときは組み立て大変そうだーと思いましたが、あっという間に組み立てていました。 プログラム部分が棒なのですが、動く仕組みとかがとても面白く作ってみたい。さらにラズパイで制御できたらさらに楽しそう!なんといってもかわいい(好み)。

カタカナなども綺麗に表示できてとても見やすい!そういえばうちにも眠っているLCDがあるので早くやりたい。

サンプルが英語ということで、最初英語で話しかけていたのですが、発音が素晴らしかったです(重要) やっぱりこれ欲しい。Amazonでは定価で売っていないので、どこかに買い出しに行かないと。

ラズベリー・パイ専用 学習リモコン基板とIFTTTとアレクサを組み合わせて、アレクサに話しかけるだけで、実際に会場のTVやプロジェクターの電源のON/OFFに成功していました!ちょっと前にみたアニメの世界だ。 毎朝時間がない時に限ってリモコンみつからないので、声で操作できると本当に便利!!

実際に音楽やラジオが鮮明にラズパイから流れてきて素敵でした。4/22 の技術書典にもVer2.00が発売されるそうなので、要チェックですね!

第1回目のハンズオンでやったものをベースに追加機能増やして開発してくれて嬉しい。 Twitterの情報をストリーミングするのはラズパイでやるのにうってつけだと思うので、是非発展させてほしいなー^^

普段はArduinoを使っているらしいのですが、今回はラズパイで。 いつもTwitterでお見かけしていて、おもしろいものを作っていた方だったのでお会いできて嬉しかったです。 Maker Faireに向けて、素敵なアイデアをもっていて、挑戦するとのことだったので、とても楽しみ!!

その他、みなさん順調に?もくもくしていました。

感想など

  • 今回、成果発表してくれる方が多くて嬉しかった!
  • スタッフの@久保秋さんから言われた通り、成果発表というと、なにか成果を出さなくては感でてしまうので、次回からやったことの報告みたいな感じにしようかな。成果でなくても当日ここまでできたました!全くできませんでした!的な感じも、こんなことやってるんだー&できるんだーと結構新たな発見があるので。(とはいえ今まで通りやりたい人だけでいいのですが。ちなみに、私は成果発表してません!)
  • 懇親会で皆男子ははんだ付け体験済みであると聞き驚きだった。学校でやるんだ!!(自分は女子校出身)ということで、次回教えてもらえることになりました!(嬉しい)
  • 懇親会で合宿の話をしたら、結構皆乗り気だったのとアンケート結果でもやりたい人多数だったので、夏くらいにやりたい機運が高まっています。

ということで、次回は4/22(日)に開催予定です。技術書典4とかぶりますが、技術書典4を見に行ったりもくもくしたり楽しみましょう!

今回も皆さまのおかげで楽しくできました。ありがとうございました!

Alexaスキル開発ハンズオン に参加しました

先日、「Node.jsでAlexaスキル開発!」に参加してきました!

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参加した感想

  • 講師の@tokutoku393さんの資料が画像付きでとても丁寧に書かれていたので、基本的にその通りに進めていけばさくっとスキルがつくれた! (テキストのリンク貼ろうと思いましたが、限定公開だったのでやめときます;;)
  • 最初にAlexaと接続するところでなかなかうまくいかなかったが、Amazonの方が一人ずつ回ってサポートしてくれたので、安心感あった&皆無事つなぐことができた
  • 今回女子限定でしたが、懇親会でのビールの比率高くてうれしかった(^ ^)。前に開催した際にカクテル多めにしたら、ビールが足りなくなったらしいです(笑)
  • 懇親会で、Amazonの方がAlexa のいろいろな機能や使い方を教えてくれて、おぉ(感動)!!となった

自分用に簡単にまとめ

Alexaスキルは以下の3ステップで作成できました。

1. Alexa Skills Kit で Skill作成(フロントエンド側)

  • スキル名やスキルを起動するキーワードの登録
  • 受け取る発話パターンを登録
  • Alexa Skills Kit はAmazon.co.jpのアカウント(お買い物のアカウント)でログイン

2. AWS Lambdaでバックエンド処理を実装

  • 設計図と呼ばれるkit[alexa-skill-kit-sdk-factskill]で作成
  • AWSアカウント 必要

3. Skillの公開 (パブリック公開もできますが、今回はテスト公開)

  • Alexa Skill Kit 上でSkillのテストを有効にする
  • Skillを作成したユーザーのAmazon Echoで使える

概要図

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まずはちょっだけカスタマイズ

娘が昨年神社で大凶をひいて以来、神社が嫌いになってしまい、今年の初詣もいやいや「絶対鳥のふんがおちてくるよー」などどいっていたら、みごと頭に鳥のふんが落ちてくる始末・・・。

運がない、と落ち込み、自分で大吉しかでないおみくじを作っている娘に、ここはアレクサを使って!と思い、

「運勢」をキーワードに「○○の今日の運勢おしえて!」というと、必ずいいことしか言わないスキルを作成してみました。

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早速、家で娘に試すとなんだか微妙な顔の娘。

「これいいことしか言わないように、ママが作ったんでしょ・・・」

ばれた・・。

小3ともなるとそんな単純でもなくなるのか;;

全体としての感想

  • Alexa Skills KitはGUIで簡単に作成できてよい
  • 今回、Node.jsで作りましたが、Python版のサンプル(alexa-skills-kit-color-expert-python )もあるので(2.7ですが)もっとしっかり作る時はPython版で試してみたい
  • バックエンドをLambdaで書くと、簡単にAWSの他のサービスと連携できると思うので(よくわかってませんが)、自分のローカルの音楽をAlexaで再生するということもやってみたい(amazon unlimited musicに加入していないので、好きな音楽が聞けない・・)
  • ハンズオン、雪の予報で(実際帰りは雪だった)、どうしようかとちょっと悩みましたが参加してよかったです!素敵な企画&ハンズオンをありがとうございました!

Raspberry pi もくもく会 第4回 開催しました

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今回も永和システムマネジメント様コワーキングスペースをお借りして、Raspberry Piもくもく会第4回を開催しました。

参加者の@Takuya YOSHIMURAさんが参加レポートを書いてくれました!めちゃありがたい!!正直こちらの方が詳しく書かれています(^_^;)

当日の様子

今回はハンズオンなしの、完全もくもく会でした。スタッフ含め18人でわいわい&もくもくすることができました。 12月のPython Boot Camp in 埼玉で知り合った方が二人参加してくれたり、はるばる富山から来た!という方もいて、嬉しかった!

成果発表

Google Voice Kitをミニオンに埋め込んで使うというなんとも素敵な発想! ダンボールの箱よりかなり愛着湧きそうだー。ミニオンを綺麗に切る(切り抜く?)技術も必要そうで職人の技を感じます。

ラズベリー・パイ専用 学習リモコン基板を使って。このリモコンめちゃ気になっていたので実物がみれてよかった。そしてやっぱり欲しい。アレクサで操作したい! 今後の進捗にめちゃ期待です。

PythonのBottle、簡単にAPI作れて便利だ。毎回@rednesさんは、やったことをまとめて記事にかいたりgithubに公開していて見習いたい&参考になる。とりあえず動くものを作ってあとでソース綺麗にしてから公開しようー、なんて思ってると、いつもできないで終わるのですよね・・。

これは自分の発表。電光掲示板に、時刻やニュースサイトからとってきたニュースを流すところまでできました! 今回も飛び入りで参加してくれた方のTweetに気づかなかったので(参加者が気づいてくれましたが)、#raspimokuでツイートされたものを流すようにしてみようかな。

Raspberry Pi + カメラを使って、画像認識。しっかり人を認識してました! こちらの技術は勉強会もあるようです。時間あえば参加したいなー。

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その他、みなさんいろいろなことにチャレンジしていました。

  • 第1回目のハンズオンtwitterのつぶやきをラズパイにつぶやかせよう!
  • ラピロであっち向いてほいを実現!
  • 3軸加速度センサモジュールをつかって(普段やっていることと全く畑違い?の)ビット演算にチャレンジ
  • OpenCV+カメラ 
  • ドローンをラズパイで操作
  • OSのインストールから!(皆OSのインストールに詳しくなっていた模様w)
  • などなど

感想など

続けて参加してくださっている方がどんどんレベルアップしていて、負けていられない感ある。素敵なことだ。

もくもく会が終わったあと、半分くらいの人が秋月に買い出しにいったことが判明。やっぱりいろいろ欲しくなっちゃいますよね(笑)

自分の知らないデバイス、パーツや、使い方などアイデアを共有できて、今回も皆さまのおかげで充実した時間を過ごすことができました!

そして今回は、交流&おやつタイムを設けるつもりだったのですがすっかり忘れた・・。 自分はおやつずっと食べてたからだ・・・。 次回こそは・・。 (とはいえ、皆勝手に交流していた感あるのでいいのかな笑)

今回もありがとうございました!

来月は2/24(土)の予定です!みなさまのご参加お待ちしております〜。

部屋とPyladies と私

この題名でなにかピンときた方!私と同年代です。

ということで、この記事はPyLadies Advent Calendar 2017の22日目の投稿になります。

PyLadiesを知ったきっかけ

子育てがひと段落した2014年、ちょっと働き始めるかと、とりあえず週3でアルバイトで入った会社で@まーやさんに出会い、PyLadiesのことを聞きました。しかし、その頃 Python??という感じで、 会社の垣根を越えての勉強会?!、きっとすごい人たちの集まりなんだろうなーと遠い感じでした。たしかその時アドベントカレンダーなるものがあり書きませんか?とお誘い受けましたが、なにも書くことなくてむり!と思ってました。

が、そんなある日、子供がロボット作りたいといったことがきっかでRaspberry Piを知り、Python を知りました。そこで、Pyladiesに参加してみたいなーと思いましたが、私なんかがいっても大丈夫かなーとかなり躊躇したのを覚えています(その時点でPython全くしらない&)。迷いに迷って、まーやさんもいるし、とりあえず行ってみようとかなり勇気を出して参加したのでした。

IT勉強会のコニュニティという文化をこの時初めて知ったので、女性だけの集まりというのもかなりハードルを下げてくれたと思います。だって、私一応女性だし!Python 全く知らないけど、それだけで参加資格があるような気もして心強かった(笑)。

そんな私が 気づくと結構な回数でPyladiesに参加していることに気づきました。

f:id:electricSheep:20171221233453p:plain:w500

設立当初からのメンバーの参加回数と比べると全然及ばないですが、スタッフ以外だと一番参加しているかも!? 私もスタッフとして一緒に盛り上げていきたいなー!と思った瞬間でした。

ちなみに、スタッフ以外のメンバーで参加回数の多い順。 f:id:electricSheep:20171221235608p:plain:w500

もうこの方たちはスタッフといっても過言ではないですねw めちゃめちゃお世話になっています!!

PyLadies の印象

一般枠で参加していた頃

  • 皆お酒好き
  • ガチ勢がおおい
  • 初心者にも丁寧に教えてくれる
  • スタッフ、参加者含めて、みなさばさばしている(話しやすい)

運営側になって

  • とにかく運営側、皆真面目にちゃんと考えいてる!
  • 参加者が初心者からガチ勢まで幅広くいるので、どの層でも楽しめる&何かしら得られるものがあるようにイベントを考えている。
  • 終わった後は、皆でKPTを入力し、反省会を行い、次に活かせるようにしている
  • @amacbee さん、@まーやさんの技術力、頼りになるという安心感
  • @まーやさんと @nobolis さんのひっぱっていってくれる力が半端ない
  • 他の運営メンバーが皆積極的!かつやる気がすごい!!皆やりたいことありすぎでしょと心の中でそっと突っ込む(笑)というか、ほんと尊敬してます!
  • やっぱり皆お酒(もしくはお酒の場)(もしくは技術について話す)のが好き

PyLadies に参加して

  • ソフトウエアエンジニアとして復帰した(まさか復帰するとは思わなかった。そしてやっぱり楽しい)
  • Raspberry Piもくもく会を立ち上げることができた
  • 今年はAdvnet Calender 3つ書くほどに成長した
  • 技術以外でも趣味を共有できるような仲間ができた(mauten_girls、雪山部、新宿界隈飲み部など)

1つ1つ話せば長くなる話ですが、正直、本当にいいことしかなかったです。

ところで「部屋」って

題名に無理やりつけた「部屋」ですが、特に意味はありません!すみません! Pycomのコミュニティブースにもっていこうかなーと作って、手芸力なさすぎてボツにしたこちらを部屋に飾っているので、それをとりあえず初公開!!(メガネがいつのまにかなくなっていた。)

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(目を光らせてみたが、怖い。そして雑すぎた・・。)

最後に

PyLadiesに関わったおかげて、忙しいながらもいろいろ刺激があって楽しいです。Pythonに興味ある皆さん!!ぜひお気軽に参加してください〜!また、今年参加していただいた皆さまも引き続きよろしくお願いしますー!

明日は、@michaaanさんです!お楽しみにー!

micro:bitでMycroPython!

この記事はMicroPython Advent Calendar 2017の20日目の投稿です。

実は、人生初のAdvent Calendar参加は、昨年MycroPythonのことを書いたこちらの記事でした。
- STM32F4DISCOVERYでMicroPython!

この時は、マイコンをPyhonで動かせるなんて!!と感動した反面、マイコンにMicroPython をのせるまでが何気に難しかった・・・といのが正直な感想でした。しかし、最初からMicroPython が動くmicro:bitというものがあることを、@ken5owata に聞いて、最近いろいろ試しています。本日は、以下2つ試しました。

  • Raspberry Piでmicro:bitを動かすMicroPython開発環境
  • micro:bit MicroPythonで照度センサー扱えるのか?

Raspberry Piでmicro:bitを動かすMicroPython開発環境

micro:bitは、PCがないと開発できません。まずは、娘がいつでも好きな時に触れるように、ラズパイに開発環境を用意。

> sudo apt-get update && sudo apt-get install mu -y

micro:bitのMicroPython開発環境にオフラインで動くMuというエディタがあります。最初にMacにインストールして使ってみたらとても便利だったので、これをラズパイ上でも使えたらいいなーと思ったら、上記で簡単にインストールできました。ただ、公式ではインストール後に、メインメニューのProgramming配下に表示されるはずとありましたが、再起動しても表示されず・・・。 何か失敗したかな・・。 とりあえず、ターミナルから mu とうつと起動できました。

micro:bit MicroPythonで照度センサー扱えるのか?

クリスマスといえば、ケーキ!ケーキといえば電気がきえますね(唐突)!電気が消えらた自動的に音楽が流れて、micro:bitのLEDがピカピカひかるようにしたいねーということで、試してみました。

micro:bit の MicroPython には、音楽とサウンドのモジュールがあり、簡単なコードで好きな音楽を奏でることができます。 よし、クリスマスソングでも!と思いましたが、娘が所望したのは、まどかまぎかの「まだだめよ」。どんだけ好きなの!(私もですが。)とりあえず耳コピでコード部分を娘に書かせました。音の長さをどうするかで結構試行錯誤してましたが、コード自体は本当に簡単!

import music

# まだだめよ byまどかまぎか
tune = ["F4:4", "E", "E", "F", "G", "R",
        "F4:4", "E", "E", "F", "G", "R",
        "F4:4", "E", "E", "F", "G", "R",
        "A4:4", "Bb4:4", "G4:4","A4:8", "F4:2", "F4:8",
        "F4:4", "C5:8", "F4:4", "E4:12",
        "E4:2", "F4:4", "E4:2", "D4:2", "C4:2", "D4:8",
        ]

music.play(tune)

f:id:electricSheep:20171219234108j:plain:w300

よし!ミュージックはできたぞ!と、暗くなったら音を鳴らすの部分。

(「まだだめよ」の曲がきになる方は、上のコードで音楽をならしてみてくださいw) micro:bitのもう1つの開発環境JavaScriptブロックエディタでは、lightLevel() というLED スクリーンを照らす光の強さを 0~255 で返すことができる明るさセンサーの関数があったのでこれに相当するものをMicroPythonで探してみたのですが、みつからず・・・。

あれ?

「lightLevelは device abstraction layer (DAL)にコード化されていますが、MicroPythonはさまざまな理由でコードベースでDALの多くを使用しないため、機能にアクセスすることはできません。」的なことが書いてありました(多分)

ただ、「これを実現するための作業が、ZethによってPyCon UK 2016で行われました。Zethを探すのだ!」的なことも書いてあるので、その後がどうなったのかきになります。 簡単に明るさを取得できたらいろいろ楽しいと思うので、是非実現してほしいなー。というか実現してたりするのかな? もし、なにか情報をお持ちの方がいたら是非教えてくださいー。

ということで、暗くなったらは諦めて、ボタンを押したらに変更しました。
すると娘が、クリスマス会でイントロクイズやったらいいんじゃない!といいだしたので、作ってみようかなー。盛り上がるか盛り上がらないかは曲次第かな。というわけで、24日の子供達のクリスマス会にむけ、イントロマシンをmicro:bit + MicroPythonで作ってみたいと思います!MicroPythonなら本当に手軽に作成できる感あっていいですね!特にmicro:bit MicroPython チュートリアル は日本語のページもありとても丁寧に説明されているので、まずはここをみるのをおすすめします!

明日は、@tshimizu8 さんです。お楽しみにー!

「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだあれ?」をRaspberry Piで実現してみた

この記事はGeek Women Japan Advent Calendar 2017 14日目の投稿になります。

白雪姫で同じみの魔法の鏡。
「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだあれ?」
「それは女王様です」

ある日のこと、白雪姫を読んでいた娘(小3)が「それはママです!」っていってくれる魔法の鏡を作ったらいいんじゃない!といいだしたので、それは素敵だ!!と、作ってみました。

とはいえ、毎回「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだあれ?」と鏡に向かって話しかけるのも怖すぎるので(本当に魔女になるかもしれない)、

  • 私が鏡を覗き込んだら、「ママは今日も世界で一番美しいです!」
  • 娘が鏡を覗き込んだら、「娘ちゃん、今日も世界一かわいいですね!」

といってくれるようにしよう。

使った技術

システム構成図

f:id:electricSheep:20171209174713p:plain

動作の流れ

  1. 鏡を覗きこむと鏡につけたWebカメラ+OpenCVで顔認識
  2. 人の顔だと認識したら、画像を保存。
  3. Custom Vision Service APIに画像をPOSTし私か娘かを判定
  4. 判定された人物によって喋らせる内容を分ける

やったこと

  • 娘にそれぞれの技術の概要を提示してどう動かすかシステム構成図をかかせる
  • 娘に魔法っぽい鏡を作らせる
  • ラズパイにOpen CVのインストール
$ sudo apt-get install libopencv-dev
$ sudo apt-get install python-opencv

こちらの方法でインストールすると、OpenCVのバージョンが2になりますが、ver2でもまだまだ現役とのことなので、ラズパイにお手軽にインストールしたい方にオススメです!

  • OpenCVを使って顔を認識した際に画像を保存するコードをPythonで書く

  • あらかじめ、Custom Vision Service に娘と自分の写真をアップロードしてタグ付け、学習させておく。

  • Python からCustom Vision Service API経由で判別するコードをPythonで書く

結果をjsonで取得できますが、ちょっとはまったのが、結果の見方。 自分(mamaでタグづけ)の画像をAPIにPOSTした結果の数字の前の部分だけみると、yuiの方が数字が高いので、あれ?となったのですが、

  • mama:0.9998683
  • yui:1.96644261e-18

よくみるとyuiの方の数字は後ろに「e-18」とあった・・。限りなく0に近いってことですね。
で、この結果では画像が「mama」確率99% といってますね!

{
  "Id": "c5ead1d1-a446-40a1-995a-xxxxxxxxxxxx",
  "Predictions": [
    {
      "Tag": "mama",
      "Probability": 0.9998683,
      "TagId": "c282ba64-80d2-4550-a268-xxxxxxxxxx"
    },
    {
      "Tag": "yui",
      "Probability": 1.96644261e-18,
      "TagId": "b6f4e165-bd63-4112-b09e-xxxxxxxxxx"
    }
  ],
 }
  • Open Jtalkのインストール & 顔判定によってJtalkに喋らせるコードをPythonで書く
  • これらを全てを組み合わせる

完成!

f:id:electricSheep:20171210191427j:plain:w400

魔法の鏡というよりはラブリーな鏡になりましたが、娘がうまく花で隠してくれたのでwebカメラの存在もそんなにきになりません(本当か!?)

f:id:electricSheep:20171210191452j:plain:w400

早速娘が鏡を覗き込むと、
「むすめちゃん、今日も世界で一番かわいいですね!」
と鏡(の横にあるスピーカー)がしゃべったーー!

私が鏡を覗き込むと、 「ままさん、今日も世界で一番美しいですね!」 ╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !!

次の日、娘が鏡を覗きこむと

「むすめちゃんは、世界一のくいしんぼうですね」
と鏡はいいました(いたずらしてみた。)娘、大うけ。

そしてまた次の日、私が会社から帰ってきて鏡を覗き込むと、

「ママさん、いつもお仕事お疲れ様。ありがとう。」と鏡がいうではないですか。

むすめよ!とひしと抱き合っている時に、

「むすめちゃんにスイッチを買ってあげるといいことがありますよ」 と鏡から聞こえてきたのでした。

sleep使うとか、やるではないか・・・。
めでたし。めでたし。

感想など

  • 美しいとか、毎日言われ続けると本当に美しくなる説あるので、検証したい。が検証方法が難しい。
  • 鏡でも「美しいです」といわれるとなんとなく嬉しい。
  • Jtalkの声がおじさんなので、これを山田孝之の声にするとテンションもあがるかもしれない

Special Thanks!

今回実現するにあたり、PyLadies Tokyoの合宿でアイデアやCustom Vision Serviceをハンズオンで教えてくれた@まーや さん!
OpenCVソースコードをビルドする方法で何回か試し失敗したと話したら、圧倒的に簡単な方法を教えてくれた@Yabuくん!

ありがとうございました!!

明日は、一緒にRaspberry piもくもく会を運営している@yuzuafroさんです。お楽しみに!

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Raspberry pi もくもく会 第3回 開催しました

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ちょっぴり日が空いてしまいましたが、今回も永和システムマネジメント様の素敵なコアーキングスペースをお借りして、Raspberry Piもくもく会第3回を開催しましたので、そのレポートです!

当日の様子

この日は体調を崩した等でキャンセルが多く、全員で13人の参加となりました。(何気にもくもくするにはちょうどよい人数だったかも?)今回も、もくもくするチームとハンズオン(各自テキストをみてもくもく進めていく形式)をするチームでそれぞれ自由に進めました。

ハンズオン
Raspberry Pi を使った到着通知システム Raspberry Pi × LINE Simple Beacon × Google Apps Script

By @yuzu_afro先生

資料を@yuzu_afroさんがとても丁寧に作成してくれ(超大作だった!)、基本的にその通りにやればできる感じだったのですが、それでもちょっとつまずいたところなど、皆で助け合いながら進めました。 ただ、node.jsのインストールでうまくいかなくて最後まで完成しなかった方がいたのが残念・・。 自分も全くnode.jsわかっていなかったので少し勉強しよう・・・。

また、fun-tech meetup#4 で知り合った @wtoy_saitoさんがRaspberry Piでいろいろ作成していたので、是非作品を見せて欲しい!とお話していたのですが、今回参加してくださいました!

@wtoy_saitoさんがラズパイで作成した作品がこちら。どれもすごいクオリティだった!

こんなのつくりたいー。めちゃめちゃよい刺激になりました。 ラズパイzeroが入るフリスクやタイヤ、モーターなどをいただいたので、なんとかして作りたい!

成果発表

今回うまく動かなかったようですが、試行錯誤しているのが素敵。

押しボタン式信号のシュミレーションをラズパイで。 このツールが自動でPythonコードに変換できるのも驚きでしたし、リモートGPIOを使うとコードをわざわざRaspberry Piに置かなくても実行できて、便利だなーと勉強になりました。

電車の上にとりつけたセンサーでStart/Stopを制御。カメラで写した画像をPCでみることができるようです!

なぜかアナログ時計をデジタル時計と判定(笑)。これはどうかなーと、いろいろ判定させて盛り上がりました!! そんなに遅延なく動いていて、Raspberry Piでもここまでできるんだなー感動。

そして、@se_lina08 さんは、ラズパイ動かず再インストール(T T)。ラズパイもくもく会あるあるになりつつあります。誰か1人はOSからのインストールで終わるw

懇親会

この日初めて懇親会を行ったのですが、皆さんといろいろお話できて楽しかったです^^ なんか皆で作っておもしろいことやりたいなー!と思ったのでした。この辺もうちょっと皆で話せばよかったな。  

後日談

この日、私はLine Beacon未完成で終わったのですが、家で続きを作成し早速動かしてみました。 いつも夫がなんの連絡もなく夜遅く帰ってきて、突然玄関の鍵ががちゃがちゃと音を立てるのに毎回驚いていたのですが(しかも鍵がなかなか開かず、泥棒か!と不安になる)、玄関の前に夫が立ったあたりで「到着しました!」の通知がLineで届くように!もう驚かなくて済むぞ!!

と思ったのですが....。  

BluetoothをOnにしとくとかなり電池を消費するので、OFFにされる・・。電力問題が改善されたらもっと使えそうなんだけどなー。

ということで、今回も皆さまのおかげで楽しくできました!ありがとうございました!

次回は、1/21(日)に開催しますので、またよろしくお願いします〜。