部屋とPyladies と私

この題名でなにかピンときた方!私と同年代です。

ということで、この記事はPyLadies Advent Calendar 2017の22日目の投稿になります。

PyLadiesを知ったきっかけ

子育てがひと段落した2014年、ちょっと働き始めるかと、とりあえず週3でアルバイトで入った会社で@まーやさんに出会い、PyLadiesのことを聞きました。しかし、その頃 Python??という感じで、 会社の垣根を越えての勉強会?!、きっとすごい人たちの集まりなんだろうなーと遠い感じでした。たしかその時アドベントカレンダーなるものがあり書きませんか?とお誘い受けましたが、なにも書くことなくてむり!と思ってました。

が、そんなある日、子供がロボット作りたいといったことがきっかでRaspberry Piを知り、Python を知りました。そこで、Pyladiesに参加してみたいなーと思いましたが、私なんかがいっても大丈夫かなーとかなり躊躇したのを覚えています(その時点でPython全くしらない&)。迷いに迷って、まーやさんもいるし、とりあえず行ってみようとかなり勇気を出して参加したのでした。

IT勉強会のコニュニティという文化をこの時初めて知ったので、女性だけの集まりというのもかなりハードルを下げてくれたと思います。だって、私一応女性だし!Python 全く知らないけど、それだけで参加資格があるような気もして心強かった(笑)。

そんな私が 気づくと結構な回数でPyladiesに参加していることに気づきました。

f:id:electricSheep:20171221233453p:plain:w500

設立当初からのメンバーの参加回数と比べると全然及ばないですが、スタッフ以外だと一番参加しているかも!? 私もスタッフとして一緒に盛り上げていきたいなー!と思った瞬間でした。

ちなみに、スタッフ以外のメンバーで参加回数の多い順。 f:id:electricSheep:20171221235608p:plain:w500

もうこの方たちはスタッフといっても過言ではないですねw めちゃめちゃお世話になっています!!

PyLadies の印象

一般枠で参加していた頃

  • 皆お酒好き
  • ガチ勢がおおい
  • 初心者にも丁寧に教えてくれる
  • スタッフ、参加者含めて、みなさばさばしている(話しやすい)

運営側になって

  • とにかく運営側、皆真面目にちゃんと考えいてる!
  • 参加者が初心者からガチ勢まで幅広くいるので、どの層でも楽しめる&何かしら得られるものがあるようにイベントを考えている。
  • 終わった後は、皆でKPTを入力し、反省会を行い、次に活かせるようにしている
  • @amacbee さん、@まーやさんの技術力、頼りになるという安心感
  • @まーやさんと @nobolis さんのひっぱっていってくれる力が半端ない
  • 他の運営メンバーが皆積極的!かつやる気がすごい!!皆やりたいことありすぎでしょと心の中でそっと突っ込む(笑)というか、ほんと尊敬してます!
  • やっぱり皆お酒(もしくはお酒の場)(もしくは技術について話す)のが好き

PyLadies に参加して

  • ソフトウエアエンジニアとして復帰した(まさか復帰するとは思わなかった。そしてやっぱり楽しい)
  • Raspberry Piもくもく会を立ち上げることができた
  • 今年はAdvnet Calender 3つ書くほどに成長した
  • 技術以外でも趣味を共有できるような仲間ができた(mauten_girls、雪山部、新宿界隈飲み部など)

1つ1つ話せば長くなる話ですが、正直、本当にいいことしかなかったです。

ところで「部屋」って

題名に無理やりつけた「部屋」ですが、特に意味はありません!すみません! Pycomのコミュニティブースにもっていこうかなーと作って、手芸力なさすぎてボツにしたこちらを部屋に飾っているので、それをとりあえず初公開!!(メガネがいつのまにかなくなっていた。)

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(目を光らせてみたが、怖い。そして雑すぎた・・。)

最後に

PyLadiesに関わったおかげて、忙しいながらもいろいろ刺激があって楽しいです。Pythonに興味ある皆さん!!ぜひお気軽に参加してください〜!また、今年参加していただいた皆さまも引き続きよろしくお願いしますー!

明日は、@michaaanさんです!お楽しみにー!

micro:bitでMycroPython!

この記事はMicroPython Advent Calendar 2017の20日目の投稿です。

実は、人生初のAdvent Calendar参加は、昨年MycroPythonのことを書いたこちらの記事でした。
- STM32F4DISCOVERYでMicroPython!

この時は、マイコンをPyhonで動かせるなんて!!と感動した反面、マイコンにMicroPython をのせるまでが何気に難しかった・・・といのが正直な感想でした。しかし、最初からMicroPython が動くmicro:bitというものがあることを、@ken5owata に聞いて、最近いろいろ試しています。本日は、以下2つ試しました。

  • Raspberry Piでmicro:bitを動かすMicroPython開発環境
  • micro:bit MicroPythonで照度センサー扱えるのか?

Raspberry Piでmicro:bitを動かすMicroPython開発環境

micro:bitは、PCがないと開発できません。まずは、娘がいつでも好きな時に触れるように、ラズパイに開発環境を用意。

> sudo apt-get update && sudo apt-get install mu -y

micro:bitのMicroPython開発環境にオフラインで動くMuというエディタがあります。最初にMacにインストールして使ってみたらとても便利だったので、これをラズパイ上でも使えたらいいなーと思ったら、上記で簡単にインストールできました。ただ、公式ではインストール後に、メインメニューのProgramming配下に表示されるはずとありましたが、再起動しても表示されず・・・。 何か失敗したかな・・。 とりあえず、ターミナルから mu とうつと起動できました。

micro:bit MicroPythonで照度センサー扱えるのか?

クリスマスといえば、ケーキ!ケーキといえば電気がきえますね(唐突)!電気が消えらた自動的に音楽が流れて、micro:bitのLEDがピカピカひかるようにしたいねーということで、試してみました。

micro:bit の MicroPython には、音楽とサウンドのモジュールがあり、簡単なコードで好きな音楽を奏でることができます。 よし、クリスマスソングでも!と思いましたが、娘が所望したのは、まどかまぎかの「まだだめよ」。どんだけ好きなの!(私もですが。)とりあえず耳コピでコード部分を娘に書かせました。音の長さをどうするかで結構試行錯誤してましたが、コード自体は本当に簡単!

import music

# まだだめよ byまどかまぎか
tune = ["F4:4", "E", "E", "F", "G", "R",
        "F4:4", "E", "E", "F", "G", "R",
        "F4:4", "E", "E", "F", "G", "R",
        "A4:4", "Bb4:4", "G4:4","A4:8", "F4:2", "F4:8",
        "F4:4", "C5:8", "F4:4", "E4:12",
        "E4:2", "F4:4", "E4:2", "D4:2", "C4:2", "D4:8",
        ]

music.play(tune)

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よし!ミュージックはできたぞ!と、暗くなったら音を鳴らすの部分。

(「まだだめよ」の曲がきになる方は、上のコードで音楽をならしてみてくださいw) micro:bitのもう1つの開発環境JavaScriptブロックエディタでは、lightLevel() というLED スクリーンを照らす光の強さを 0~255 で返すことができる明るさセンサーの関数があったのでこれに相当するものをMicroPythonで探してみたのですが、みつからず・・・。

あれ?

「lightLevelは device abstraction layer (DAL)にコード化されていますが、MicroPythonはさまざまな理由でコードベースでDALの多くを使用しないため、機能にアクセスすることはできません。」的なことが書いてありました(多分)

ただ、「これを実現するための作業が、ZethによってPyCon UK 2016で行われました。Zethを探すのだ!」的なことも書いてあるので、その後がどうなったのかきになります。 簡単に明るさを取得できたらいろいろ楽しいと思うので、是非実現してほしいなー。というか実現してたりするのかな? もし、なにか情報をお持ちの方がいたら是非教えてくださいー。

ということで、暗くなったらは諦めて、ボタンを押したらに変更しました。
すると娘が、クリスマス会でイントロクイズやったらいいんじゃない!といいだしたので、作ってみようかなー。盛り上がるか盛り上がらないかは曲次第かな。というわけで、24日の子供達のクリスマス会にむけ、イントロマシンをmicro:bit + MicroPythonで作ってみたいと思います!MicroPythonなら本当に手軽に作成できる感あっていいですね!特にmicro:bit MicroPython チュートリアル は日本語のページもありとても丁寧に説明されているので、まずはここをみるのをおすすめします!

明日は、@tshimizu8 さんです。お楽しみにー!

「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだあれ?」をRaspberry Piで実現してみた

この記事はGeek Women Japan Advent Calendar 2017 14日目の投稿になります。

白雪姫で同じみの魔法の鏡。
「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだあれ?」
「それは女王様です」

ある日のこと、白雪姫を読んでいた娘(小3)が「それはママです!」っていってくれる魔法の鏡を作ったらいいんじゃない!といいだしたので、それは素敵だ!!と、作ってみました。

とはいえ、毎回「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだあれ?」と鏡に向かって話しかけるのも怖すぎるので(本当に魔女になるかもしれない)、

  • 私が鏡を覗き込んだら、「ママは今日も世界で一番美しいです!」
  • 娘が鏡を覗き込んだら、「娘ちゃん、今日も世界一かわいいですね!」

といってくれるようにしよう。

使った技術

システム構成図

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動作の流れ

  1. 鏡を覗きこむと鏡につけたWebカメラ+OpenCVで顔認識
  2. 人の顔だと認識したら、画像を保存。
  3. Custom Vision Service APIに画像をPOSTし私か娘かを判定
  4. 判定された人物によって喋らせる内容を分ける

やったこと

  • 娘にそれぞれの技術の概要を提示してどう動かすかシステム構成図をかかせる
  • 娘に魔法っぽい鏡を作らせる
  • ラズパイにOpen CVのインストール
$ sudo apt-get install libopencv-dev
$ sudo apt-get install python-opencv

こちらの方法でインストールすると、OpenCVのバージョンが2になりますが、ver2でもまだまだ現役とのことなので、ラズパイにお手軽にインストールしたい方にオススメです!

  • OpenCVを使って顔を認識した際に画像を保存するコードをPythonで書く

  • あらかじめ、Custom Vision Service に娘と自分の写真をアップロードしてタグ付け、学習させておく。

  • Python からCustom Vision Service API経由で判別するコードをPythonで書く

結果をjsonで取得できますが、ちょっとはまったのが、結果の見方。 自分(mamaでタグづけ)の画像をAPIにPOSTした結果の数字の前の部分だけみると、yuiの方が数字が高いので、あれ?となったのですが、

  • mama:0.9998683
  • yui:1.96644261e-18

よくみるとyuiの方の数字は後ろに「e-18」とあった・・。限りなく0に近いってことですね。
で、この結果では画像が「mama」確率99% といってますね!

{
  "Id": "c5ead1d1-a446-40a1-995a-xxxxxxxxxxxx",
  "Predictions": [
    {
      "Tag": "mama",
      "Probability": 0.9998683,
      "TagId": "c282ba64-80d2-4550-a268-xxxxxxxxxx"
    },
    {
      "Tag": "yui",
      "Probability": 1.96644261e-18,
      "TagId": "b6f4e165-bd63-4112-b09e-xxxxxxxxxx"
    }
  ],
 }
  • Open Jtalkのインストール & 顔判定によってJtalkに喋らせるコードをPythonで書く
  • これらを全てを組み合わせる

完成!

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魔法の鏡というよりはラブリーな鏡になりましたが、娘がうまく花で隠してくれたのでwebカメラの存在もそんなにきになりません(本当か!?)

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早速娘が鏡を覗き込むと、
「むすめちゃん、今日も世界で一番かわいいですね!」
と鏡(の横にあるスピーカー)がしゃべったーー!

私が鏡を覗き込むと、 「ままさん、今日も世界で一番美しいですね!」 ╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !!

次の日、娘が鏡を覗きこむと

「むすめちゃんは、世界一のくいしんぼうですね」
と鏡はいいました(いたずらしてみた。)娘、大うけ。

そしてまた次の日、私が会社から帰ってきて鏡を覗き込むと、

「ママさん、いつもお仕事お疲れ様。ありがとう。」と鏡がいうではないですか。

むすめよ!とひしと抱き合っている時に、

「むすめちゃんにスイッチを買ってあげるといいことがありますよ」 と鏡から聞こえてきたのでした。

sleep使うとか、やるではないか・・・。
めでたし。めでたし。

感想など

  • 美しいとか、毎日言われ続けると本当に美しくなる説あるので、検証したい。が検証方法が難しい。
  • 鏡でも「美しいです」といわれるとなんとなく嬉しい。
  • Jtalkの声がおじさんなので、これを山田孝之の声にするとテンションもあがるかもしれない

Special Thanks!

今回実現するにあたり、PyLadies Tokyoの合宿でアイデアやCustom Vision Serviceをハンズオンで教えてくれた@まーや さん!
OpenCVソースコードをビルドする方法で何回か試し失敗したと話したら、圧倒的に簡単な方法を教えてくれた@Yabuくん!

ありがとうございました!!

明日は、一緒にRaspberry piもくもく会を運営している@yuzuafroさんです。お楽しみに!

raspberry-pi-moku.connpass.com

Raspberry pi もくもく会 第3回 開催しました

raspberry-pi-moku.connpass.com

ちょっぴり日が空いてしまいましたが、今回も永和システムマネジメント様の素敵なコアーキングスペースをお借りして、Raspberry Piもくもく会第3回を開催しましたので、そのレポートです!

当日の様子

この日は体調を崩した等でキャンセルが多く、全員で13人の参加となりました。(何気にもくもくするにはちょうどよい人数だったかも?)今回も、もくもくするチームとハンズオン(各自テキストをみてもくもく進めていく形式)をするチームでそれぞれ自由に進めました。

ハンズオン
Raspberry Pi を使った到着通知システム Raspberry Pi × LINE Simple Beacon × Google Apps Script

By @yuzu_afro先生

資料を@yuzu_afroさんがとても丁寧に作成してくれ(超大作だった!)、基本的にその通りにやればできる感じだったのですが、それでもちょっとつまずいたところなど、皆で助け合いながら進めました。 ただ、node.jsのインストールでうまくいかなくて最後まで完成しなかった方がいたのが残念・・。 自分も全くnode.jsわかっていなかったので少し勉強しよう・・・。

また、fun-tech meetup#4 で知り合った @wtoy_saitoさんがRaspberry Piでいろいろ作成していたので、是非作品を見せて欲しい!とお話していたのですが、今回参加してくださいました!

@wtoy_saitoさんがラズパイで作成した作品がこちら。どれもすごいクオリティだった!

こんなのつくりたいー。めちゃめちゃよい刺激になりました。 ラズパイzeroが入るフリスクやタイヤ、モーターなどをいただいたので、なんとかして作りたい!

成果発表

今回うまく動かなかったようですが、試行錯誤しているのが素敵。

押しボタン式信号のシュミレーションをラズパイで。 このツールが自動でPythonコードに変換できるのも驚きでしたし、リモートGPIOを使うとコードをわざわざRaspberry Piに置かなくても実行できて、便利だなーと勉強になりました。

電車の上にとりつけたセンサーでStart/Stopを制御。カメラで写した画像をPCでみることができるようです!

なぜかアナログ時計をデジタル時計と判定(笑)。これはどうかなーと、いろいろ判定させて盛り上がりました!! そんなに遅延なく動いていて、Raspberry Piでもここまでできるんだなー感動。

そして、@se_lina08 さんは、ラズパイ動かず再インストール(T T)。ラズパイもくもく会あるあるになりつつあります。誰か1人はOSからのインストールで終わるw

懇親会

この日初めて懇親会を行ったのですが、皆さんといろいろお話できて楽しかったです^^ なんか皆で作っておもしろいことやりたいなー!と思ったのでした。この辺もうちょっと皆で話せばよかったな。  

後日談

この日、私はLine Beacon未完成で終わったのですが、家で続きを作成し早速動かしてみました。 いつも夫がなんの連絡もなく夜遅く帰ってきて、突然玄関の鍵ががちゃがちゃと音を立てるのに毎回驚いていたのですが(しかも鍵がなかなか開かず、泥棒か!と不安になる)、玄関の前に夫が立ったあたりで「到着しました!」の通知がLineで届くように!もう驚かなくて済むぞ!!

と思ったのですが....。  

BluetoothをOnにしとくとかなり電池を消費するので、OFFにされる・・。電力問題が改善されたらもっと使えそうなんだけどなー。

ということで、今回も皆さまのおかげで楽しくできました!ありがとうございました!

次回は、1/21(日)に開催しますので、またよろしくお願いします〜。

高尾山IoT に参加しました!

高尾山IoTとは

高尾山IoT のHPがあったので引用。

高尾山登って、頂上付近でIoTの開発をして、開発終了したら、 下山しながら、稼働させて、通信して、IoTするイベント

月刊I/O 9月号でこのイベントのことを知り楽しそうだなーと思っていたら、なんとまた開催されるというではないですか!この時期、紅葉みにいきたいけど、家でデバイスもいじりたいしと思っていたので、そんな両方が楽しめる一石二鳥のイベント。
一般枠というものがあったので、参加してきました!

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皆で頂上目指します。紅葉が綺麗だった!

Electric Imp ハンズオン

Electric Impさんがデバイススポンサーとして、開発キットimpExplorer Developer Kit を用意してくれたので、そのハンズオンを受けました。(ハンズオン受ける人と、impExplorer Developer Kitを使って好きなことを開発するチームにわかれてやりました。)

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imp提供の@bywaysideway(菊地)さんに丁寧に教えていただきました。

impExplorer Developer Kitとは

  • 温度、湿度、気圧、3軸加速度の4つのセンサーを搭載した開発ボード
  • Wi-Fiモジュールを搭載
  • WEBページに作成したアカウントでログインすると、Iotデバイスを開発するためのプラットフォームが利用可能。
  • 電源供給は、USB または単三電池3本。電池はボードの裏にセットできるようになっている
  • Wi-Fiのセットアップが、光を使ってデータを送信するBlinkUpという方法でデータを送信する方法で、スマホアプリをダウンロードし、そのアプリにSSIDとパスワードをいれて開発ボードにかざすだけ!

そんなわけで、山でもスマホとPC、電池があればさくっとネット環境のセットアップから開発までスムーズにできました。Web 上から紐づけられたデバイスに同時にデプロイできるみたいなので便利そう。

詳しくは、このサイトにスタートガイドが丁寧に書いてあります。

とりあえず、ハンズオンを受けたあと、Twitter で気温をつぶやかせてみたところ、なんと10度。

寒い。

あまりの寒さに、コーヒーをおねだり。

主催者の青木さんから、ホッカイロとサバイバルシート(防寒・保温シート)をいただく。ありがたい。

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途中、散策して戻って客観的にみると何!この集団!?感(笑)

休憩後、Squirrelという言語を初めて知ったので、文法などを確認したり。 imp提供の菊地さんが実例を即興で開発してくれ、盛り上がりました!

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ハッシュタグ「高尾山IOT」でつぶやいた人のTwitterアカウントが8x8LEDにリアルタイムで流れます!

しかし、twitterで5分おきに気温をつぶやかせていたところ、どんどん気温は下がっていく・・・・。

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これ以上ここにいては、死人がでるということで、下山したのでした。

electric Imp を起動させながら下山したので、Twitterで気温の変化をみると、下山するに従い、気温が少しあがっていったので山の頂上はやっぱり寒いんだな。

居酒屋で成果発表会&懇親会が行われたのですが、その居酒屋の気温25.度!
(if分をちゃんと実装できてなくてコメントがおかしいですが;;)

ビールが美味しく飲めた!やっぱりビールには気温重要!

感想など

  • 今回将来有望な学生さん3人と大人8人の計11名での参加者(多分)でしたが、学生さんが参加して有意義だった!とか、自分のアイデアを否定してくる人が多いのだけど、今回参加した大人たちは面白がってアイデアを広げてくれる人たちで嬉しかった!といっていたのが印象的だった。
  • 一方大人枠?の方達もいろいろご活躍されている方しかいませんでしたが(私だけ完全に普通枠でした;)、インタビュー等でなんでやっているのですか?と聞かれたら「It's FUN!(楽しいから)」としか答えようがない的なことをいっていて、楽しむの大事と思った。
  • 開発とか、孤独に部屋にこもってやりがちだけど、色々な人が集まってわいわいやることで、アイデアが生まれたり、科学反応が起きたり、こういう場って大切だなーと思った。
  • 山に登っている時や下山している最中もいろいろお話できてよかった。山は人を開放的にするんだなー(本当か)。
  • ということで、山でIoT最高でした!次回春の陣が決行されるらしいので是非また参加したいです。

主催者の株式会社アバンドの青木さん、スポンサーのElectric Impさん、テントファクトリーさん、工学社さん、VAIOさん、ありがとうございました! 今回の様子は月刊I/O 12月号でも掲載されるようです!他のガチ勢?参加者が作ったelectric impを使った成果などもみれるかも?なので楽しみです。

Raspberry Piに最低限必要な周辺機器

今さら感ありますが、結構ニーズがありましたので、Raspberry Pi買ったはいいけど、それだけでは動かないじゃん!というあるあるを払拭すべく、Raspberry Piを動かすために最低限必要な周辺機器を紹介します。また、Raspberry Piと周辺機器は相性などあり購入しても動かないものもあるようですので、実際に自分が購入して動作確認がとれているものも合わせて紹介したいと思います。

※実際には、周辺機器なしでPCでだけでセットアップすることも可能ですが、それ相応の知識が必要になりますので、初心者の方は周辺機器を揃えてのセットアップがいいです。

今買うならRaspberry Pi3 Model B がオススメですので、それを前提にしています。

Raspberry Piセットアップに必須のもの

周辺機器 説明 購入したもの(参考)
電源 Rspberry Pi3 Model Bは、消費電力が大きいため、通常の携帯充電で使用する2.0Aのものではだめで、2.5Aのものが必要になります。専用の電源セットを購入すれば間違いないです Raspberry Pi 3B 技適対応 日本製 バンドル品 ACアダプタセット
microSDカード 公式では容量8GB以上、クラス10を推奨  16GB Class10
キーボード UBBキーボード iBUFFALO USB接続キーボード
USBマウス USBマウス 家にあったものを使用
ディスプレイ HDMI対応であればPC用ディスプレイ、TVでも可 家のTVを使用
HDMIケーブル HDMIRaspberry Piとディスプレイをつなぐため必要(オス-オスのタイプ) 家にあったものを使用
SDカードリーダー PCについていれば不要 MACについていたので購入なし

ちなみに、これら周辺機器は、初期設定するために必要なもので、初期設定さえすればSSH/VNCなどでPCから接続可能です。ですが、やはり何かあった時のために揃えておくと安心です!

あると便利なもの

周辺機器 説明 購入したもの(参考)
ラズパイ用ケース 持ち運びに便利 専用ケース
LANケーブル 家にLANケーブル接続できる環境あれば、通信早くてよい 家にあった

その他自分がかったもの(あくまで参考)

周辺機器 説明 購入したもの
ディスプレイ 持ち運び用 DBPOWER バックモニター 7インチ
Webカメラ LOGICOOL ウェブカム
スピーカー ヤザワ アンプリファイドプラグインスピーカー
ヘッドホン延長ケーブル

さて、実際のインストールはというと、この辺りを参考に(人任せ)。

Raspberry Pi で何かやろうとすると何気にちょこちょこお金かかります。でも、どれも決して高価なものではなく、正直子供のおもちゃより安いです!!

こちらRaspberry Piを使って皆でわいわいやっていますので、気になる方は是非一緒に楽しみましょう!

開封して1分 MicroPythonで動くmicro:bit

PyLadiesTokyo3周年記念で @ken5owata さんに教えてもらったmicro:bitが届いたので、早速試してみました。

なんと、封をあけて1分でMicroPythonで「HELLO」&「パックマン」を表示できた!まじか!

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ちょうど1年前、PyLadiesTokyoのMeetupでSTM32F4DISCOVERYをMicroPythonで動かしたのですが、(その時の記事はこちら)ソースからビルドしなくてはならず、プログラムを書くまでがとにかく大変だった覚えが。。

それに比べてなんという手軽さ!

と、興奮のあまり前おきが長くなりましたが、ここでは触ってみた感想をかきたいと思います。

micro:bit(マイクロビット)とは

  • BBC英国放送協会)が主体となって作っている教育向けのデバイス
  • イギリスの11歳と12歳の子どもたちに無料で配布されるらしい

micro:bitの特徴

  • 25のLEDがついていて、文字や記号、自作イメージを表示できる
  • 加速度センサ、磁力センサ(コンパス)を搭載
  • 無線通信機能(BLE)を搭載(技的取得済み)
  • 開発環境は公式ページによると下記2パターン用意されていて、Webブラウザ上でプログラムを書くと、hexファイルにコンパイルしてくれる。オフラインになってもコンパイルまできちんと動くらしい。どうなってるの?!とにかくすごい。
    • JavaScript Blocks Editor
    • Python Editor
      • Python EditorはMuというDL版もある。DL版はボタンひとつでコンパイル&microbitへhexファイル転送を行ってくれる。
  • microbitをPCに接続すると、ドライブとしてみえるので、そこにhexファイルを置くとプログラムが動く仕組み。

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Python Editor(Mu) 子供向けなのでかわいい。

チュートリアルがわかりやすい

BBC micro:bit MicroPython チュートリアル 日本語のチュートリアルがあってわかりやすい上に、ちょこちょこ励ます言葉や、Pythonを学ぶ意味が書いてあって、なんか頑張ろうという気になります。

間違ったコードを書いても micro:bit は壊れません。とにかくやってみましょう!

よし、やってみよう!(という気になる)

疑わしいときは Zen of MicroPython を思い起こしてください:

Code, (コード)
Hack it, (ハックしよう)
Less is more, (小さいほど豊かである)
Keep it simple, (単純にしよう)
Small is beautiful, (小さいことは美しい)

Be brave! Break things! Learn and have fun! 
(勇気を出そう! 前に進もう! 学び、楽しもう!)
Express yourself with MicroPython. (MicroPython で自分を表現しよう)

"Happy hacking! :-)

Zen of MicroPythonなるもの(MicroPython版が別にあるとは)があったのを初めてしりましたが、素晴らしい。

ちょっとだけ戸惑ったこと

  • micro:bitでWeb検索すると、電源いれるだけで電波をだすとか、スイッチサイエンスから販売されいてる互換機のchibi:bitというものが技適の認証を受けている書かれているサイトもあり、ということは、逆に本家micro:bitは技適の認証うけていないのか?と届いた後に不安になりましたが、micro:bitも2017/8月に技適を取得し日本で販売に至ったようです。(古い情報に惑わされた・・・)

  • プログラムの実行が終わると、ドライブが自動的に取り出された状態になり、コピーしたはずのhexファイルが消えていたので、え!?っとなりましたが、そういう仕様でした。ちゃんと最後まで公式ページをよみましょう > 私。

感想

  • センサ以外にもGPIO/3V/GND /スイッチもありいろいろできる感ある。
  • PCとUSBケーブル(携帯のもので可)さえあればすぐできるので、Iotに興味があるという人が、皆気軽に試せるんじゃないかな?しかもお値段2,000円程度。
  • とにかく小さいので日常生活に溶け込めそう。Raspberry piも小さいけど、それでもその辺におくとちょっぴり存在感でてしまうので、Raspberry piとBLE通信させておうちハックできそうだ。
  • ただ、別にPCがないと開発できないので、イギリスで配られたご家庭はどうしてるのかなー。うちは子供に自分のPCを触らせていないため、ラズパイに直接つなぐことができるかやってみよう。
  • Raspberry piの時も衝撃を受けましたが、micro:bitも楽しいですね。クリスマスにあることがやりたくて、購入しましたが、間にあうといいな。
  • "Happy hacking!